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おっかない未亡人
第5章 キツネに摘ままれる
部屋着に着替えてリビングに戻ると
槻と松下が食パンを食べている

「男上げないルールなの?俺はいいわけ?」

「おじさんは、おじさんだもん。」

「まっつんは良いのよ~。」

久々に3人で話して打ち解けてくる

「さっちゃんの男みんな上げてたらキリないでしょ?あの人とあの人と~。」

槻が指折り数えている

「そんなに居ないから~。」

「俺も入ってんの?」

「うーん、おじさんはノーカンだな。どうみてもラブっぽくないし。」

松下も腹から笑っているようだ
幸子も安堵した
お別れしても時折こうして来れば良いのに

「俺そろそろ帰るわ。長男が久々こっち帰ってくるからさ。」


玄関で見送る

「楽しんで。」

「おう、ごちそうさま。。あんま気にするなよ。」

「何を?」

「俺が言ったこと。先に進めとさ。」

「正直気にしてる。職場でも冷たいし。」

「それは俺が悪かった。」

「じゃあ、これからも今まで通り話してくれる?」

「おう、だから早まるな。」

「それでやめとけって言ったの?」

「お前が本気なら止めないけど。」

じゃああんたが受け止めてよ
心の叫びは悲しく砕け散る

「大好き。」

「俺もだよ。」

首をぐっと引き寄せられて熱烈にキスされる
あたしたち、なんでくっつけないんだろ

「じゃあな。」

「うん。ばいばい。」



バイクが走り去ってリビングに戻ると槻がソファであぐらをかいてテレビを見ていた

「愛だねぇ。」

「愛?」

「サチコとマサキの恋物語。」

「はやらなさそー。」

「いい加減くっつけば良いのに。見てるこっちがもどかしいわ。」

「ケヤキの物語はどうなったの?」

「あたしは仕事に生きるの。認定看護師の資格も取りたいし。」

娘はたくましい

「ねぇ、」

「ん?」

話すか迷ったが昨日の関本との一夜を話す

「まじか、、気まずいね。会社で。」

「やっちまったわ。」

「おかしいなぁ、あたしのときは普通にできたけど?」

「最後まで?」

「うん、、2回はしたかも。」

娘と寝た相手が一緒だとここまでオープンに喋れる

「気にならないの?」

「何が?」

「この間関本さんがうちに来たとき動揺してたからさ。」

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