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おっかない未亡人
第6章 吠えるノリコ
「松下さん居ます?」

会議が終わってデスクに戻ると
若い子が急にブースに入ってきたので
男性社員が一斉に顔を上げる

この間のバイクの子だ
幸子よりも10は若い
結局若い子がいいのね

「今出てるけど。」

「これ、渡しててもらえます?」

ブランドのチョコレートの紙袋だった
中に手紙が入っている

幸子は松下のデスクに置いた


松下が喫煙室から戻ってくる

「昼外行く?」

誘ってくれるのは復職して初めてだ

「いいけど?」

嬉しいのに素直に返事なんてしない

「可愛い子ね。」

先ほどの紙袋を指差す

「お!○ディバじゃん!お前も食べる?」

「貰い物でしょ?まっつんが食べないと。」

二人で騒いでいると


「三原さん、ちょっと。」

関本に呼ばれる

もちろん仕事の話だけど
一緒にパソコンの画面を見つめると
自然と距離も近くなって
ドキドキしてきた

メンソール系のタバコの匂いがする

「これさ、どう思う?」

最近はよく仕事のことで意見を求められるようになった
嬉しい
信頼されている


「先行っとくよ。いつもの定食屋な。」

「うん。」

松下が先に出ていく

「あ、ごめん。もう昼休みか。じゃあ休憩明けに。」

関本が気を使ってくれる

「あ、何かすみません。適当に頼んでると思うんで。」

「いいねぇ、同期って。俺中途入社だから同期っていないんだよ。」

やっかみではなく
本当に羨ましそうだった

「今度一緒行きましょうよ。いいお店いっぱい知ってるんで。」

さりげなく腕にタッチしながら言う

だんだんとみんなお昼にはけていって二人っきりなことを確認する

「昨日はご馳走さまでした。」

耳元でささやく

職場ではタブーかな
怒る?
しゃがんで上目遣いで見つめてみる
少し胸の谷間も見えてるかも
あざとい?

「一人暮らしで手料理食べたいだろうから、ぜひお礼に何か作ってあげたいけど、娘に男上げるなって怒られちゃって。。」 

「週末うち来る?」

「いいんですか!」

関本の手が頬を覆って指が口の中に入ってくる

幸子は彼を見つめたまま舐め回した

「じゃ、また週末に。」

さらっと立ち上がると腕を引っ張られて
キスされる

唇を離すと関本の目が潤んでいた

腕はまだ掴まれたままで離れられないでいたその時
ライオンのような声がブースに響き渡る
 

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