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おっかない未亡人
第9章 無垢な間男
彼にどっぷりのめり込んでいた

今まで何人抱いたんだろ
どんなセックスしてきたんだろ
奥さんとは?
奥さんもその手で優しい手で触るのかな

奥さんはどんな人?

知りたくて知りたくて毎日頭がいっぱいだった


どんなにプライベートが充実してても
関係なく仕事はやってくる

「でさぁーその子が家に遊びに来たいって言うんだけど、え、ヤってもいいってこと?」

「いやいや、あたしに聞かれても。」

松下と取引先に向かう
普段車に乗らないのに運転裁きが器用だった

この男もどっぷり浸かっているらしい

「似た者同士だね。」

「俺はちゃんとした恋愛だし。」

「あたしだって。」

「また黒歴史が塗り替えられるな。」

「割り切ってるもん。」

「どうだかな。のめり込んで破滅するに賭けるわ。」

松下に何を言われてもすり抜けた

「保険はあるのか?」

「ないよ。あ、なくはないか。」

「まさか俺とか?」

「あたしたち終わったんじゃ?」


ラーメン屋に入ってカウンターに並んで座る

「にんにく抜きにすっか。」

「なんで?」

「今日会うんだ~ん。」

「はいはい、すいませーん、ラーメンにんにく抜きと抜きじゃないの1つずつ。」

松下が漬け物を乗せてくれる

「今日は会えないもんな。」

関本は出張だった

「カレ下の名前教えてくれないの。」

「あー。読めないな確かに。よほど変な読み方すんじゃね?◯ンコとか◯マタマとか。」

「やめなさいよ~。」 

しょうもない下ネタも今や穏やかな気分だ

「お母さんにさ、これからはシンちゃんとどうって言われた。」

松下がラーメンを食べながらこっちをギロッと睨む

「どうって本人次第じゃね?」

「だよねー。本人から聞いたんじゃないからさ。ただのママのご意向だもの。てかそっちがニンニク入りだったかも。」

「おい、勘弁してくれよー。ヤれないじゃん。」

阻止してやった
振られた男にせめてもの抵抗だ

「お前はどうしたいの?アイツと割り切って不倫し続けるのかよ?」

「すいませーん、替え玉くださーい。あたしもういいの。将来設計とか。2回も結婚したし。もう十分。」

「どー考えてもあのおっさんよりシンちゃん様が案パイだろ。」

シンちゃんに気持ちがないわけではない
ただどうしても今は身を固める気分じゃない


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