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第15章 多角関係

慎吾が食べた皿を片付けてくれている

「在宅勤務とかできないの？」

「まっつんが上の時は自由に言えたんだけどね。」

「そっくりさんには言えないか。いや、在宅なったら俺んち居ても仕事できるなって。」

そっか。一緒に居られるね
だけど今のこのぼろぼろなあたしをシンちゃんに受け止めきれるかな
シンちゃんも異動したばかりで慣れなくて大変だろうに

「あー俺なに考えてんだよもー。幸子ちゃんをそばに置いておきたいからって、、あー。ハズっ。」

「エロいこと考えてたでしょ？」

「う、うーん、、。だって毎日抱ける、、うわーやばっ。」


幸子は祈る
お願い、今日は出てこないで。シンちゃんと二人っきりにして




寝室の壁に持たれて慎吾と至近距離で見つめ合っている

「まだ、俺だよね？」

慎吾も憑依されないか心配らしい

「大丈夫。」

「俺じゃなくなったら教えて。」

「教えても意味ないでしょ～。」

幸子は受け流すが慎吾は複雑そうな表情だ

「やっぱり、兄ちゃんには敵わないのかな。」

そんなことないって言おうとした口を口で塞がれる

不安を埋めるように唇を重ねてゆく

見つめあったままワンピース、ブラトップの紐を肩から下ろされてゆく

窓から外の明かりが差し込んで
ある程度よく見える状況で胸がぽわんと露出したが
もう隠さなかった

ありのままのあたしを見てほしいと思った

慎吾が乳首に吸い付いて胸全体を円を描くように撫でていて
マッサージされながら舐められている感覚に陥る

ああ、ああっ、、、あ、、、ああっ、、

隣の部屋で槻が寝ているので控えめに声を出す

おっぱいだけでイケそうなくらいだった　

ショーツも足首まで下ろされたものの
下は何もされない
ずっとおっぱいを揉まれて舐められてキスされていた
それでも満足していた
今日はそれだけでもいいと思った

「きもちい、、、。」


あたしは女なんだなと思う
シンちゃんがあたしを女にしている