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おっかない未亡人
第21章 幸子人形
自宅に帰ると慎吾が来ていて
槻と晩御飯を作っていた

そりゃ別れても親戚だから来るのは問題ないんだけど
線は引かなきゃな
第ニの松下になっては困る
松下は一人で十分だ


「ねぇ、洗濯物さぁ、最近メンズものが混ざってるけど、同じ人じゃないね。」

槻が慎吾の前でわざと畳んでいる
泊まってそのまま会社行くから我が家に溜まるのだ

「分けといて。後で紙袋に入れるから。」

幸子は強気だった
別にバレてもいいと思っていたし



「幸子ちゃん、お風呂沸いてる。」

「ああ、どうも。」


どうでるかなぁ
風呂の中で考える



それからは三人で普通にテレビ見ながらごはん食べて
シンちゃんは帰ろうとした

「泊まってけば叔父さん。」

正直私はどっちでも良いのだが

「ああ、でも、、」

同じ部屋って訳にはいかないよね

「あたし、槻ちゃんの部屋で寝るから。」

幸子が折れた


槻のベッドの横に布団を敷く

「叔父さんと別れたんだ。」

「気まずくてごめんね。私出ていこうかな。」

「宛はあるの?」

「うーん、なくはない。」

槻に幸子人形を見せる

「なにこれ。」

「幸子ちゃん人形。」

「へ?パンツ白。」

「もらったの恋人に。」

「うわー引くわーー。」

ですよねぇ
でもあたしは気に入ってるの


慎吾の寝室を訪ねる

「シンちゃん、起きてる?」

「うん。」


慎吾はスマホをいじっていた

「ベッド広いね。」

「来る?」

「やめとく。」

「そっか。」

冗談とも本気ともつかない


幸子人形を見せる

「なにこれ?」

「恋人に、、作ってもらったの。」

「へぇ。」

慎吾は苦笑いで人形を見ている

「服とかも自分で?」

「らしいね。マニアで売り買いされてるみたい。」

「幸子ちゃんは、、その人と結婚するの?」

結婚、、
もうする気はないけど

「相手次第だけど。。あたしは結婚が全てじゃないって考えてる。例えば一緒に暮らすだけでも幸せじゃん?」

「俺も、そう思ってるよ。」

慎吾はベッドの横であぐらをかいている

「幸子ちゃんが他の男の服着て帰ってきても、男が作った人形を持ってても、俺は待ってる。」

そんなこと言われてもな、、

幸子は引き出しを開ける



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