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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第30章 会社の同僚の彼女


一緒に車に乗ろうとした時だった。


あれ?


駐車場の先の小さなシティホテルから出てきた男女。

・・・・・・。

あの子どこかで見たような・・・・。


俺がその男女を見てると、

「知り合い?」

凪が俺の手を引っ張って言った。

「あの女の子、多分うちの会社のスタッフの彼女・・・・・」

でも一緒に居る男は・・・・・。

「OHもああいう男性居るんだ?」

(笑)ああいう男性ッッッ

いや、

「あれは違う(笑)あんなん居ないよ・・・・・」

失礼だとは思うが、

年齢は幾つくらいかな。

30代半ばくらい?

髪の毛薄めのちょっと暑苦しいタイプ。


「えっ?じゃあ浮気ッッッ?」

いや・・・・なんか様子が変だ。

「ちょっと凪待ってて・・・・・」


凪の肩を撫でそう言ってその男女の方に歩いていった。

すると、

2人は

「もう止めて・・・・もう嫌です」

彼女が泣きながらそう言った。

ちょっと気持ち悪い系の男は彼女の顎を掴み・・・・

「佐那ちゃん~、今さら何?(笑)これ動画っ!皆に流しちゃうよ?」

動画ッッッ?佐那ちゃんッッッ

そうだっ!

新人龍之介の彼女ッッッ!凪を品川駅で助けてくれたって聞いてちょっと前にお礼を言いに行ったッッッ

その時部屋に居た子だッ


直ぐに手を伸ばし彼女の肩を掴み2人の間に入った。



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