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世界で一番君が好き~You’re my love♡
第34章 本当の姿

涼side
デスクに戻りネクタイを直していると・・・・。
プルルルル・・・
と俺のデスクの電話が鳴った。
「はい、涼・・・・」
電話に出ると・・・・。
『市川様がいらっしゃいました・・・・』
・・・・・・・。
拓海の方を見て・・頷き・・・・。
「今行きます・・・・」
電話を切った。
ふう・・・・。
拓海の不安そうな顔ーーー(笑)
「心配すんなよ~・・・(笑)」
そう言ってオフィスを出た。
・・・・・・・。
カウンターの向こうには・・・・。
懐かしい顔。
早紀ちゃんが俺の事をじっと見つめ立っていた。
「初回なので2時間です」
広田から鍵を受け取ると・・・・。
「あの・・・拓海君は・・・」
・・・・・・。
「ごめんね(笑)拓海は他の予約で忙しいんだ・・・・・」
そう言うと早紀ちゃんは頷いて俺の後ろを歩いてきた・・・・。
扉を開け長い廊下・・・・。
早紀ちゃんは全く話す様子はなく・・・・。
でも、エレベーターまで行くと・・・・。
「あの・・・拓海君元気???」
・・・・・・・・。
「んー・・元気だよ(笑)何で???」
そう言うと早紀ちゃんは・・・・。
「そっか・・・元気なんだね・・・(笑)」
なになになにっ???(笑)

