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好きにさせた責任とってよ
第1章 幼馴染み
昼下がりの体育館。

授業が終わり、部活が始まる。

私の部活は、バトミントンだ。

小さい時から、幼馴染の修ちゃんと、よくバトミントンをしていた。

その延長線で、バトミントンを高校生になっても続けている。


「そこで、スマッシュだ。」

聞き慣れた声。的確に私の欠点を、見抜いてくれる。

「日向。そこで攻めなきゃだめだ。」

「はい、先生。」

先生なんて呼んでるけれど、ちょっとこそばゆい。

いつもは、修ちゃんって呼んでいるのに。


幼馴染みの修ちゃんは、学校の先生になって、私達のバトミントン部の顧問をしてくれている。

自身も、まだバトミントンの選手だ。

「ねえ、葵生。先生、今度バトミントンの試合に出るんだって。」
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