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好きにさせた責任とってよ
第1章 幼馴染み
そう言って修ちゃんは、帰ってしまった。


「はああ……」

修ちゃんはああ言っていたけれど、本当は見に行って応援したい。

って言うか、応援に行くのに、わざわざ修ちゃんの許しなんているの?

応援に行きたかったら、私の自由に行くわ。


そして、修ちゃんの試合の日になった。

私は隠れて、修ちゃんから見えない場所に座る。


そして、修ちゃんの出番になった。

序盤、修ちゃんは先制していたけれど、どんどん追い込まれていく。

どうしたの?修ちゃん。

これじゃあ、負けちゃうよ。

「頑張って!」

思わず声が出てしまう。

その時、修ちゃんと目が合った。


私は、うんと頷いた。

修ちゃんも頷く。
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