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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第49章 真相(アズート)
「ひ、ひど・・・い・・・」
昨夜の自分の淫乱な行動を思い出し、改めて罪の深さを思い知るのだった。
ディオンは近寄ると、ルナの髪を優しく撫で付けながら言葉を続ける。
「君が悪いんじゃない、ルナ・・・。
この男も神の罰を受けたんだよ・・・。
とにかく男の精気を受け止めルナは力を得たんだ、ジューム人としてのね。
サッ、顔を上げてごらん・・・」
愛おしい人にディオンはそっと口付けをした。
ルナの心の雲が晴れていく。
「僕が気がついた時、君の口付けが力をくれたんだ。そして昨日は過ぎ越しの日だった。ルナは乱暴されて傷ついたのかと思ったのだけど」
ディオンの説明をルナは顔を赤らめて聞いていた。
すっかり体力を回復した恋人は頼もしく思えた。
ルナを傷つけないように、そして分かりやすく説明してくれるのだった。
昨夜の自分の淫乱な行動を思い出し、改めて罪の深さを思い知るのだった。
ディオンは近寄ると、ルナの髪を優しく撫で付けながら言葉を続ける。
「君が悪いんじゃない、ルナ・・・。
この男も神の罰を受けたんだよ・・・。
とにかく男の精気を受け止めルナは力を得たんだ、ジューム人としてのね。
サッ、顔を上げてごらん・・・」
愛おしい人にディオンはそっと口付けをした。
ルナの心の雲が晴れていく。
「僕が気がついた時、君の口付けが力をくれたんだ。そして昨日は過ぎ越しの日だった。ルナは乱暴されて傷ついたのかと思ったのだけど」
ディオンの説明をルナは顔を赤らめて聞いていた。
すっかり体力を回復した恋人は頼もしく思えた。
ルナを傷つけないように、そして分かりやすく説明してくれるのだった。