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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第51章 祈り(アズート)
ルナは母の手記を取り出した。
辛く悲しい時、ルナはそれを読む。
父と結婚してからの事が書いてあった。
一時ではあるが、ルナの心は慰められるのだ。
ルナが生まれた時の喜びや成長していく様が克明に描かれていた。
しかし終わり近くまでくると、ルナは本を閉じるのだった。
アズートとの出会いが書かれてあった。
この憎むべき悪魔を心から尊敬し、慕う父母の様子が痛々しく感じてルナには読めなかった。
父母は悪魔の企みを見抜けず、洗脳され死んでいった。
そしてルナ自身も呪いを受け、苦しんでいる。
辛く悲しい時、ルナはそれを読む。
父と結婚してからの事が書いてあった。
一時ではあるが、ルナの心は慰められるのだ。
ルナが生まれた時の喜びや成長していく様が克明に描かれていた。
しかし終わり近くまでくると、ルナは本を閉じるのだった。
アズートとの出会いが書かれてあった。
この憎むべき悪魔を心から尊敬し、慕う父母の様子が痛々しく感じてルナには読めなかった。
父母は悪魔の企みを見抜けず、洗脳され死んでいった。
そしてルナ自身も呪いを受け、苦しんでいる。