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呪われた王宮~宿命を負う聖少女の物語
第83章 マチルダの調教2(アズート)
司教の指が滑っていく。

「ハウゥッー・・・・」
電流のような刺激に声を上げる。

だが、いたぶりの言葉にもマチルダは顔を背けず、ジッと司教を見つめていた。

「お前は、気品ある王家に仕える王妃だ」
皺がれた指が動いている。

「あああっ・・・はぁっ・・はぁっ・・・」
潤ませた瞳のまま感じている。

「だが実態は・・・淫乱な獣なのだ」
「あうぅっー・・・・」

「その証拠に、こんなに濡れておるわ」
「はあぁっ・・・あはぁっ・・ああああっ」

(いやっ・・・・凄く感じる・・・)
マチルダは待っていた。

望んでいた。
更なる屈辱を。

連日繰返される淫靡な調教は、清廉な王妃を獣に変えていく。
あれ程恥ずかしかった四つ足の姿のまま、マチルダは自分からオネダリするように声を絞り出すのだった。
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