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熱い視線に身体が疼く
第2章 奇跡の再会
「ルームサービス!」

それって、ホテルの部屋で料理を頼むって事?

「ほら、俺レストランとか行ったら大変な事になるから、ルームサービス頼むんだけど、その中で一番なんだよ。だから、祈里にもどうかなって。」

私はかぁーっと、顔が赤くなった。

「ダメだった?」

「ううん。嬉しい。それにさりげなく、名前呼び捨て。」

「あっ……まずかった?」

「ううん……それも嬉しい。」

二人で照れ笑いをして、恥ずかしくなった。

「じゃ、行くか。」

「うん。」

タクシーを捕まえて、二人で乗り込んだ。

「プリンスホテルまで。」

「かしこまりました。」

タクシーは動き出して、プリンスホテルに向かった。
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