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熱い視線に身体が疼く
第3章 意外な展開
「あれって、プライムの風斗じゃない?」
「ウソ。」
私は風斗の側を離れた。
「似ている人じゃない?」
「そう?」
お客さんをちらっと見たけれど、こっちをちらちら見ている。
「祈里?」
「……離れて歩こう。他の人に見られたら、嫌だし。」
そう言うと風斗は、ふぅと息を吐いて、少しずつ歩き始めた。
少し歩いては振り返り、私が付いて来ている事を確認する。
本当に優しい人。
そしてエレベーターに乗った。
「さすがにもう離れなくてもいいでしょ。」
「うん。」
私達を二人きりだけの世界に誘うエレベーター。
そう思うと、このエレベーターが不思議な存在に思えてくる。
「はい、5階。」
「ウソ。」
私は風斗の側を離れた。
「似ている人じゃない?」
「そう?」
お客さんをちらっと見たけれど、こっちをちらちら見ている。
「祈里?」
「……離れて歩こう。他の人に見られたら、嫌だし。」
そう言うと風斗は、ふぅと息を吐いて、少しずつ歩き始めた。
少し歩いては振り返り、私が付いて来ている事を確認する。
本当に優しい人。
そしてエレベーターに乗った。
「さすがにもう離れなくてもいいでしょ。」
「うん。」
私達を二人きりだけの世界に誘うエレベーター。
そう思うと、このエレベーターが不思議な存在に思えてくる。
「はい、5階。」