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熱い視線に身体が疼く
第3章 意外な展開
私達はエレベーターを降りた。

「そこの1503が俺達の部屋だよ。」

何気ない言葉にも、ドキドキする。

これって、風斗との時間が、特別だと思っているからだよね。


「ドア開けるね。」

ピーという音と共に鍵が開いて、部屋のドアが開いた。

「うわ……」

広くて綺麗な部屋。

しかも、寝室とリビングが別になっている。

こんな部屋、初めて見る。

「びっくりした?」

「うん。びっくりした。」

「奮発して、高い部屋取ったよ。」

「えっ!」

高いってどのくらい?私、払える?

「気にしないで。俺が払うんだから。」

ニコニコ顔で風斗はそう言うけれど、本当に甘えていいの?

「いや、少しは払った方が。」
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