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熱い視線に身体が疼く
第1章 偶然の出会い
私は、ドキドキした。

密かに風斗のファンなんだよね。

プライムの中でも、一番ダンスに特徴あるし、歌も心こもっているし。

そして、現れたのは……

「えっ……」

さっきのスタジオの門で会った、あのお兄さんだった!

私は自分のしでかした事の重要さに、もう帰りたくなった。

何が、『風斗に似ていない?』だよ。本人だよ!


すると風斗と目が合って、クスッと笑われた。

「プライムの風斗です。宜しくお願いします。」

本人に向かって、似ている発言をしてしまった私は、気が抜けたコーラのようになってしまっていた。

「はい、じゃあテイクワンから。エキストラ!」

周りがシーンとなる。

「誰?今回のエキストラ。」
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