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ベターハーフは何処にいる
第9章 ベターハーフはいつも隣に
いつも以上に物凄く丁寧に、真剣な顔立ち身体を洗ってくれるので、
私も同じように丁寧に豪ちゃんを洗う。


硬くなってすっかり上を向いている豪ちゃんのを両手を使って丁寧に洗うと、

「愛ちゃん、それ、ヤバい。
出ちゃうからしなくて良いよ?」と腰を引いてしまう。


「ヤダ。
ペロペロしても良い?」と言って、
お湯で泡を流してから跪いて先端をそっと口に含んで見上げると、
豪ちゃんは急に頭を掴んで奥まで入れようとする。


「んっ…」

苦しくて涙目になってしまって、
喉が苦しいのに、
頭を動かして前後にする。


歯を立てないようにしながら、
必死に吸ったり舌を這わせたりしてると、
グワンと大きくなったかと思うとドクドクと苦い液体が吐き出される。


私は最後の一滴までそっと吸い取るようにしてから、
飲み干した。


「ごめん。
なんか急に荒ぶった気持ちになっちゃったよ。
なんか、愛ちゃん、
いつもと違ってか弱くて、
征服欲っていうのかな?」と言って立たせてくれる。


キスをした後、
「うわ。
まずっ!
こんなの飲んでくれたの?
ごめん。
うがいして?」と、
ドアの外の洗面台からコップに入れた水を取ってくれる。


「だって、豪ちゃんも私のを舐めて飲んでくれてるでしょ?
私、嫌じゃないよ?
なんか、豪ちゃんのモノって感じがするもん」と言うと、
嬉しそうに髪を撫でてくれて、
「ほら!
お姫様?
薔薇の湯船にどうぞ?」と、手を取ってくれた。


「豪ちゃんも入って?」と言うと、
ザブンと大きく波打ちながら薔薇が揺れる。

豪ちゃんにすっぽりと包まれるように後ろから抱き締めて貰って、
薔薇の香りを吸い込んだ。


「豪ちゃん、幸せ。
明日からの旅行も楽しみだね?」

「うん。
森田にも会えるね?」と言って、
耳にキスをしてくれる。


「こっち向いて、俺に跨ってみて?」と言われる。
豪ちゃんのが、また硬くなってるのを感じて、
紅くなってしまう。


「ほら?
早く?」と言って私の向きを変えさせると、
そのまま、ブスリと突き立てた。


浮力はあるけど、
なんだか安定しなくて落ち着かないし、
薔薇がバスタブの外に流れ落ちそうになる。
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