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ベターハーフは何処にいる
第5章 ちゃんと知りたい
気付くと私は森田くんの膝に跨るように乗っかって、
キスをしていた。
布越しに、森田くんの硬くなったモノが当たるのも気にせず、
夢中で舌を絡めてしまう。
森田くんも私の髪や背中を撫でながら、
少し分厚い舌で私の舌を味わうように絡めては唾液を啜る。
耳朶を舐めて甘噛みしたかと思うと、
首筋に舌を這わせて鎖骨にキスをする。
そのまま、ラップワンピースの胸元にキスをしながら、
リボンの合わせ目を解くと簡単に下着姿になってしまって、
突然恥ずかしくなってしまう。
私も森田くんの服を脱がせた。
「凄く綺麗だ。
脱がせるの、勿体ないくらいだね?」と言って、
もう一度、唇に優しくキスをして、
髪を撫でると、
森田くんは生真面目な顔をして言った。
「でもやっぱり今日は出来ないよ」
「えっ?」
「ちゃんと、付き合ってくださいって申し込みしてないし、
豪にも話を通しておきたい」
「なんで?」
「だってさ。
自分のこと、妹だって思ってるって、
愛美さんは豪のことを言ってるけど、
ホントは違うかもしれない。
妹と思ってるとしても、
だったら尚更、
親友の豪の妹とつきあうなら、
ちゃんと話しておきたい。
それに、樹のこととかで動揺して、弱ってる愛美さんと、
流れで付き合い始めるんじゃなくて、
きちんと申し込みさせて欲しいから。
愛美さんのこと、本当に好きで、
ずっと大切にしたいから」
そう言って、そっと抱き締めて額にキスをしてくれる。
「こんな時間じゃ、
花屋もやってないし、
指輪を買えないな。
明日、帰国だし…」と言う森田くんに、
私は改めてそっと唇にキスをして、
「森田くん…じゃ変かな?
葉さん。
私と付き合ってください。
お願いします」
「えっ?
違うよ。
反対でしょ?
愛美さん。
僕と付き合ってください。
お願いします。
大切にする」と言って、
キスをしてくれる。
「凄く嬉しい」と言って胸に頬を寄せると、
森田くんの心臓の音が聴こえる。
「今夜は、一緒に居たい。
また、会えなくなっちゃうから。
お願い?
襲ったりしないから」と言うと、
森田くんは笑い出してしまう。
「こっちが襲わないか心配だけど、
腕枕させて?
朝まで一緒に寝よう」と言って私を立たせてくれて、
ベッドに横たわって、
森田くんに包まれるようにして安心した気持ちで眠った。
キスをしていた。
布越しに、森田くんの硬くなったモノが当たるのも気にせず、
夢中で舌を絡めてしまう。
森田くんも私の髪や背中を撫でながら、
少し分厚い舌で私の舌を味わうように絡めては唾液を啜る。
耳朶を舐めて甘噛みしたかと思うと、
首筋に舌を這わせて鎖骨にキスをする。
そのまま、ラップワンピースの胸元にキスをしながら、
リボンの合わせ目を解くと簡単に下着姿になってしまって、
突然恥ずかしくなってしまう。
私も森田くんの服を脱がせた。
「凄く綺麗だ。
脱がせるの、勿体ないくらいだね?」と言って、
もう一度、唇に優しくキスをして、
髪を撫でると、
森田くんは生真面目な顔をして言った。
「でもやっぱり今日は出来ないよ」
「えっ?」
「ちゃんと、付き合ってくださいって申し込みしてないし、
豪にも話を通しておきたい」
「なんで?」
「だってさ。
自分のこと、妹だって思ってるって、
愛美さんは豪のことを言ってるけど、
ホントは違うかもしれない。
妹と思ってるとしても、
だったら尚更、
親友の豪の妹とつきあうなら、
ちゃんと話しておきたい。
それに、樹のこととかで動揺して、弱ってる愛美さんと、
流れで付き合い始めるんじゃなくて、
きちんと申し込みさせて欲しいから。
愛美さんのこと、本当に好きで、
ずっと大切にしたいから」
そう言って、そっと抱き締めて額にキスをしてくれる。
「こんな時間じゃ、
花屋もやってないし、
指輪を買えないな。
明日、帰国だし…」と言う森田くんに、
私は改めてそっと唇にキスをして、
「森田くん…じゃ変かな?
葉さん。
私と付き合ってください。
お願いします」
「えっ?
違うよ。
反対でしょ?
愛美さん。
僕と付き合ってください。
お願いします。
大切にする」と言って、
キスをしてくれる。
「凄く嬉しい」と言って胸に頬を寄せると、
森田くんの心臓の音が聴こえる。
「今夜は、一緒に居たい。
また、会えなくなっちゃうから。
お願い?
襲ったりしないから」と言うと、
森田くんは笑い出してしまう。
「こっちが襲わないか心配だけど、
腕枕させて?
朝まで一緒に寝よう」と言って私を立たせてくれて、
ベッドに横たわって、
森田くんに包まれるようにして安心した気持ちで眠った。