この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ベターハーフは何処にいる
第5章 ちゃんと知りたい
翌朝、ベッドからそっと抜け出して、
事務所に電話をして、
発熱の為、急で申し訳ないけどお休みさせてくださいと伝えた。
小百合先輩にも個別に連絡すると、
「金曜日、体調悪そうだったもの。
お大事にね!」と言われて、
ズル休みをするコドモの気分で心が痛んだ。
そっとベッドに潜り込むと、
「休んで大丈夫なの?」と森田くんが囁いた。
頷くと、
「じゃあ、もう少しだけ抱き締めてて良い?
キスもしたい」と言って、
情熱的なキスをされて、
心がふわふわしてしまう。
「次に会う時は、
抱きたい」と耳元で言われて、
顔が紅くなってしまう。
ドキドキしながらしがみつくようにしていると、
ドアのチャイムとノックがした。
慌てて起き上がってロングカーディガンを羽織ってからドアを開けると、
豪ちゃんだった。
「森田が部屋に居なくてさ。
愛ちゃん、知らない?
って…。
えっ?」と、
私とベッドに横たわる森田くんを交互に観て、
豪ちゃんは固まってしまう。
「えっと、コーヒー淹れるね?」と私はキッチンに入る。
森田くんはゆっくり起き上がって、
ベッドの下に落ちてるTシャツとジーンズを拾って着る。
そっか。
パンツは履いてるけど、服は脱いでたんだ。
と思いながら、
私もコーヒー淹れてテーブルに並べてから、
洗面所で部屋着に着替えた。
3人でテーブルについて、
取り敢えず、ひと口、コーヒーを飲んで、
私はいつものように、
「熱っ…」と言って、
そっとマグカップを戻した。
事務所に電話をして、
発熱の為、急で申し訳ないけどお休みさせてくださいと伝えた。
小百合先輩にも個別に連絡すると、
「金曜日、体調悪そうだったもの。
お大事にね!」と言われて、
ズル休みをするコドモの気分で心が痛んだ。
そっとベッドに潜り込むと、
「休んで大丈夫なの?」と森田くんが囁いた。
頷くと、
「じゃあ、もう少しだけ抱き締めてて良い?
キスもしたい」と言って、
情熱的なキスをされて、
心がふわふわしてしまう。
「次に会う時は、
抱きたい」と耳元で言われて、
顔が紅くなってしまう。
ドキドキしながらしがみつくようにしていると、
ドアのチャイムとノックがした。
慌てて起き上がってロングカーディガンを羽織ってからドアを開けると、
豪ちゃんだった。
「森田が部屋に居なくてさ。
愛ちゃん、知らない?
って…。
えっ?」と、
私とベッドに横たわる森田くんを交互に観て、
豪ちゃんは固まってしまう。
「えっと、コーヒー淹れるね?」と私はキッチンに入る。
森田くんはゆっくり起き上がって、
ベッドの下に落ちてるTシャツとジーンズを拾って着る。
そっか。
パンツは履いてるけど、服は脱いでたんだ。
と思いながら、
私もコーヒー淹れてテーブルに並べてから、
洗面所で部屋着に着替えた。
3人でテーブルについて、
取り敢えず、ひと口、コーヒーを飲んで、
私はいつものように、
「熱っ…」と言って、
そっとマグカップを戻した。