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ベターハーフは何処にいる
第7章 スキャンダル
髪を乾かして貰ってから、
2人でシーツを交換して、洗濯機に洗い物をぶち込んでスイッチを入れる。

ゴミを纏めて捨てて、
部屋の空気を入れ替えながら掃除機を掛けると、
やっと落ち着いた気持ちになれて、
2人でベッドに潜り込んだ。


「どうして、お酒なんか…」と言うと、
豪ちゃんが会話を止めるようにキスをする。


「んっ…ん…」


舌を絡ませては吸うので、
頭の芯がクラクラしてしまいながら、
私も夢中で豪ちゃんの舌を弄る。


「もう愛ちゃん、戻らないと思って…」

「えっ?」

「森田と一緒になると思って…」

「んっ。
豪ちゃん、激しすぎ…」

「嫉妬で死にそうになった」


「豪ちゃん…?」

「愛ちゃん、ごめん。
俺、お兄ちゃんじゃ、嫌だよ?
好きなんだ」と言って、
借り物の豪ちゃんのTシャツを捲って、
ブラもしていない胸をペロペロ舐めながら片方の手で揉まれる。


ジュン…と、
両脚の間がムズムズして、
濡れてくるのが自分でも判った。


「豪ちゃん、私ね…」

「何も言わないで?
俺…」


「鍵、返しに行ったのよ?」

「えっ?」

「私、森田くんのこと、
そこまで好きじゃないことに気がついたの」

「へっ?」

「会えないし、
電話もないけど、
そこまで会いたいとか、
声が聴かないとダメとか、ないもん」

「だって…」

「私、それより、豪ちゃんと一緒に居たい」

「えっ?」

「豪ちゃん、私が居ないと死んじゃうでしょ?
私も同じ。
豪ちゃんが守ってくれないとダメなの」

そう言って、豪ちゃんの唇にキスをした。



「セックス、しなくても良いよ。
私じゃ勃たないのも、仕方ないもん。
その代わり、いつも一緒に居て?
私のこと、大切にして?」


初めて豪ちゃんの股間が硬くなってるのに気づいて、
私は紅くなってしまった。


「森田にヤキモチ焼いたら、
勃ったよ?
でも、大切にしたいからさ」と言って、
Tシャツをそっと元に戻すのが豪ちゃんらしかった。



「あのね。
今回は、私が豪ちゃんを守ることにしたの。
豪ちゃんの名誉を回復するから、見守っててね?」

と言うと、
なんだか安心して力が抜けてしまった。

「えっ?
えー?
マジか?
せっかく、勃ってるのに」と豪ちゃんが言いながら、
自分でシテたのも気がつかなくて、
私は朝まで爆睡してしまった。
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