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ベターハーフは何処にいる
第7章 スキャンダル
その後の動きは、とても早かった。

餅は餅屋。
弁護士だから、
お茶の子さいさい。


まずは刑事と民事、両方、告訴する。

相手方も特定出来ているから、
話はとても早い。

証拠も全て揃っているし、
何しろ、被害者の私は、
都内でも最大手の弁護士事務所の人間で、
身内には法曹関係者、警察関係者にもずらりと役職者がいる。


多分、被疑者側からのリークで、
レイプされたのが私だということが最初は匿名報道されて、
自宅や実家、事務所にも張り込みするマスコミ関係者が増えてきた。


そして、犯人については、
一向に報道されない。

こちらはこちらで、
何か報道規制が掛かっていたのかもしれない。


豪ちゃんが心配して、
泣きながら「裁判なんて辞めな。
俺、辛くて見てられない」と言うけど、

「ダメダメ。
ちゃんと見守ってて?
いつも守って貰ってたから、
今度は私が豪ちゃんを守るから!」と笑った。





身内から私を庇おうという力が働きそうになったけど、
私はそれを止めて、
顔出しで記者会見を開くよう、パパに頼んだ。


面白おかしく記事や番組にしようとする輩も混ざっていて、
異様な空気の中で、
記者会見は始まった。


記者席の後ろに、翔子さんが座っているのが見えた気がした。
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