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ベターハーフは何処にいる
第9章 ベターハーフはいつも隣に
エレベーターで最上階に昇る時も、
優しく触れるだけのキスをそっとしてくれる。
「脚、大丈夫?」と言いながら、
気遣ってくれる豪ちゃんは、
お父さんみたいな顔をしてるからそう言うと、
「お父さんでもお兄ちゃんでもないぞ。
これからメッチャ、いやらしいこと、するんだから」と耳元で囁くから、
紅くなってしまって、
「豪ちゃんのバカ」と言って胸を軽く叩いた。
部屋に入ってドアを閉めた瞬間に、
キスを激しくして身体を弄る。
「んっ…豪ちゃん…。
声、出ちゃうから…ダメ…」と言うと、
「ヤダ。
辞めないよ?
我慢してたんだから…」と言って、
更に深いキスをする。
頭の後ろを持って食べられちゃうようなキスをされると、
息の仕方も判らなくなる。
酸欠気味になって、クラっとしてしまい、慌てて豪ちゃんにしがみついてしまった。
「あっ…」
と豪ちゃんが小さい声を出して身体を離す。
「えっ?
どうしたの?」と言うと、
恥ずかしそうな顔で笑った。
「気持ち良過ぎて、
キスだけで暴発しそうになって…。
ちょっとタンマ。
勿体ないから待って?」と言うので、
笑ってしまった。
「笑い事じゃないよ?
タマ数で勝負しないといけないし、
初球は大事だからね?」
「なにそれ?
野球なの?」
「ほら。
もたないから、
回数でカバーしたいし」
「もう!
豪ちゃんたら!」と言うと、
「取り敢えず、ルームツアーしようか?」と言って、
指を絡めるように手を繋いで笑いかけてくれた。
バスルームは広くて、
洗面台の処には、薔薇の花の入ったカゴやキャンドルが置いてある。
「これ、浮かべて入るってこと?
素敵」
と言いながら、
取り敢えず並んで歯磨きをした。
「愛ちゃんって、歯磨き、好きだよね?
しかも、すごく時間掛かるしさ」
「だって、歯医者さん、怖いもん」
「えっ?そうなの?」
「毎回、泣くのよ?
私の為に、ぬいぐるみ、置いてくれてる」
「えっ?
近所のあそこの歯医者だよね?
俺の時はそんなの置いてくれないぞ?」
「だって、豪ちゃんは泣かないでしょ?
子供の頃からずっとだよ?
麻酔の時も、助手のお姉さん、手を握ってくれるもん」
「ふーん。
何でも知ってるつもりで、
知らないことあるんだな?」と、
真面目な顔で豪ちゃんは呟いていた。
優しく触れるだけのキスをそっとしてくれる。
「脚、大丈夫?」と言いながら、
気遣ってくれる豪ちゃんは、
お父さんみたいな顔をしてるからそう言うと、
「お父さんでもお兄ちゃんでもないぞ。
これからメッチャ、いやらしいこと、するんだから」と耳元で囁くから、
紅くなってしまって、
「豪ちゃんのバカ」と言って胸を軽く叩いた。
部屋に入ってドアを閉めた瞬間に、
キスを激しくして身体を弄る。
「んっ…豪ちゃん…。
声、出ちゃうから…ダメ…」と言うと、
「ヤダ。
辞めないよ?
我慢してたんだから…」と言って、
更に深いキスをする。
頭の後ろを持って食べられちゃうようなキスをされると、
息の仕方も判らなくなる。
酸欠気味になって、クラっとしてしまい、慌てて豪ちゃんにしがみついてしまった。
「あっ…」
と豪ちゃんが小さい声を出して身体を離す。
「えっ?
どうしたの?」と言うと、
恥ずかしそうな顔で笑った。
「気持ち良過ぎて、
キスだけで暴発しそうになって…。
ちょっとタンマ。
勿体ないから待って?」と言うので、
笑ってしまった。
「笑い事じゃないよ?
タマ数で勝負しないといけないし、
初球は大事だからね?」
「なにそれ?
野球なの?」
「ほら。
もたないから、
回数でカバーしたいし」
「もう!
豪ちゃんたら!」と言うと、
「取り敢えず、ルームツアーしようか?」と言って、
指を絡めるように手を繋いで笑いかけてくれた。
バスルームは広くて、
洗面台の処には、薔薇の花の入ったカゴやキャンドルが置いてある。
「これ、浮かべて入るってこと?
素敵」
と言いながら、
取り敢えず並んで歯磨きをした。
「愛ちゃんって、歯磨き、好きだよね?
しかも、すごく時間掛かるしさ」
「だって、歯医者さん、怖いもん」
「えっ?そうなの?」
「毎回、泣くのよ?
私の為に、ぬいぐるみ、置いてくれてる」
「えっ?
近所のあそこの歯医者だよね?
俺の時はそんなの置いてくれないぞ?」
「だって、豪ちゃんは泣かないでしょ?
子供の頃からずっとだよ?
麻酔の時も、助手のお姉さん、手を握ってくれるもん」
「ふーん。
何でも知ってるつもりで、
知らないことあるんだな?」と、
真面目な顔で豪ちゃんは呟いていた。