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瞼を閉じて想うひと
第1章 ただ、快楽を与えてくれればそれでいい
ギシ、とベッドがへこんだのを感じた瞬間、
彼の舌が私の大陰唇をザラっと舐めまわし
舌の先端で小陰唇を捲り、
陰核をクリクリと軽く突くように舐められる。


「はあっ・・」

気持ちの良さに声が漏れてしまう。


ジュル、ジュウウと音を立てながら涎と共に私の陰核を強く吸われる。


強く、
優しく、
きゅっと噛まれる。


ほんの僅かな痛みを伴うその快感は彼の舌遣いの中でも特に好きだ。


「それ好き。」


私がポツリと言うと、彼は私に被せていたバスタオルを退かし、
少し嬉しそうな、驚いたような表情を浮かべた後
にやりと口元を歪ませながら私に覆いかぶさってきた。


「へぇ、今日は素直になるの早いね?もう逝きたくて堪らない?」


そそり勃った陰茎を私の腹部に押し付けるように私に体重を預け、
私の耳たぶを軽く噛んできた。



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