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秘密 (短編集)
第13章 約束
日曜日に斉藤と待ち合わせした。
朝から出かけるのにママには友達の買い物に付き合う事にしてある。

『(斉藤)おはよう』
『(私)おはようございます』
『(斉藤)乗って』
『(私)うん』

どこかへ向かって車を走らせた。

『(私)どこに行くの?』
『(斉藤)少しドライブしてご飯食べたら僕の部屋に行く予定だけど大丈夫?』
『(私)はーい』
『(斉藤)香澄ちゃんは食べたいものある?』
『(私)あーーハンバーグがいい』
『(斉藤)いいよ、ハンバーグにしよう』

しばらく走ると海が見えて来た。

『(私)海だーーー』
『(斉藤)海好き?』
『(私)うん、好きだよ』
『(斉藤)そか、良かった』
『(私)あんま泳げないけどね』
『(斉藤)そっか、夏になったら教えてあげるよ、また来ようね』
『(私)うん』

駐車場に車を停めて砂浜を二人で歩いた。

『(斉藤)手を繋いでいい?』
『(私)うん、もちろん』

私はこんな風に男の人とデートみたいに出かけたのが初めてで凄く楽しかった。

『(斉藤)デートみたいだね』
『(私)デートでしょ』
『(斉藤)そっか、デートか』
『(私)ワクワクするぅー』

斉藤も香澄が無邪気な笑顔にとても癒されていた。

『(斉藤)あんまり走ると危ないよ』
『(私)大丈夫だよー』
『(斉藤)転ぶよ』
『(私)心配しすぎだよ』

私は思い切り転んでしまった。
斉藤は走って来てくれました。

『(斉藤)ハァハァ……香澄大丈夫?』
『(私)大丈夫だよ』
『(斉藤)びっくりさせるなよ』
『(私)ほら見て』

私は手のひらに小さな貝殻を乗せてみせた。

『(斉藤)ここで見つけたの?』
『(私)そう、可愛いでしょ』
『(斉藤)可愛い……香澄』
『(私)あはっ』
『(斉藤)ご飯食べに行こうか』
『(私)うん』

車に戻りお店を探して食事をしてから戻りながら斉藤の部屋に向かった。

『(斉藤)どうぞ』
『(私)お邪魔しまーす』
『(テキトーに座って』
『(私)うん』
『(斉藤)ジュースでいい?』
『(私)ありがとう、いいよ』

斉藤はジュースを持って来てくれた。

『(斉藤)今日は付き合ってくれてありがと』
『(私)楽しかった』
『(斉藤)良かった』
『(私)うん、また連れて行ってね』
『(斉藤)いいよ、また行こう』
『(私)やった』

〜約束〜
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