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俺の肉奴隷は11歳
第26章 8月5日 疑惑
その日の午後、僕は体育館の裏を歩いていた。
今日も暑い…というか、特に暑い気がする。
どこにいるんだろう…
辺りを見回すと…いた。花音ちゃんだ。
午前中、バドミントンの練習を見に行ったときだった。
花音ちゃんからこっそり、『今日2時に、体育館裏に来れますか?お話しがあります。麻莉奈には言わないで』と言われた。
なんだろう…まさか、告白?
僕のことが好きとか?
たしかに、花音ちゃんもかわいいけど…やっぱりまりちゃんの方が…いやいや、告白とか、ありえないよな。
「ごめんなさい。来てくれて、ありがとうございます」
花音ちゃんは、ペコリと頭を下げた。礼儀正しい子だ。
「ヒマだからいいよ。何の話し?」
「あの…勇希さん、麻莉奈に何かしました?」
「え?何かって?」
花音ちゃんは、言いにくそうに
「その…変なコト…とか…」
変なこと…公園のベンチで寝ているまりちゃんに、こっそり触ったことはあったけど…
「何もしてないよ。どうして?」
花音ちゃんは、不安そうに
「麻莉奈、何か変なんです」
「そうかな…僕にはわからないけど」
「わかるんです、なんとなく。普通にしてるけど、わたしと話ししてても、別のこと考えてるみたいで…そんなことなかったのに」
やっぱり、女の子のほうが勘が鋭いのか。
「麻莉奈に聞いても、なんでもないって言うんです。ウソです。絶対なにかあったんです。わたしには何でも話してたのに…ウソつくなんて、なかったのに…」
「うん、親友だもんね」
「麻莉奈が心配なんです。わたしたち、一年生のときからずっと一緒で、麻莉奈のことは誰よりわかってます。だから…」
「そういうことなら、僕も心配だよ。…もしかして、家庭教師が?」
花音ちゃんは、うなずいて
「わたしもそう思います」
今日も暑い…というか、特に暑い気がする。
どこにいるんだろう…
辺りを見回すと…いた。花音ちゃんだ。
午前中、バドミントンの練習を見に行ったときだった。
花音ちゃんからこっそり、『今日2時に、体育館裏に来れますか?お話しがあります。麻莉奈には言わないで』と言われた。
なんだろう…まさか、告白?
僕のことが好きとか?
たしかに、花音ちゃんもかわいいけど…やっぱりまりちゃんの方が…いやいや、告白とか、ありえないよな。
「ごめんなさい。来てくれて、ありがとうございます」
花音ちゃんは、ペコリと頭を下げた。礼儀正しい子だ。
「ヒマだからいいよ。何の話し?」
「あの…勇希さん、麻莉奈に何かしました?」
「え?何かって?」
花音ちゃんは、言いにくそうに
「その…変なコト…とか…」
変なこと…公園のベンチで寝ているまりちゃんに、こっそり触ったことはあったけど…
「何もしてないよ。どうして?」
花音ちゃんは、不安そうに
「麻莉奈、何か変なんです」
「そうかな…僕にはわからないけど」
「わかるんです、なんとなく。普通にしてるけど、わたしと話ししてても、別のこと考えてるみたいで…そんなことなかったのに」
やっぱり、女の子のほうが勘が鋭いのか。
「麻莉奈に聞いても、なんでもないって言うんです。ウソです。絶対なにかあったんです。わたしには何でも話してたのに…ウソつくなんて、なかったのに…」
「うん、親友だもんね」
「麻莉奈が心配なんです。わたしたち、一年生のときからずっと一緒で、麻莉奈のことは誰よりわかってます。だから…」
「そういうことなら、僕も心配だよ。…もしかして、家庭教師が?」
花音ちゃんは、うなずいて
「わたしもそう思います」