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俺の肉奴隷は11歳
第30章 8月6日 協力者
僕は、まりちゃんと花音ちゃんの打ち合いを、ぼんやりと見ていた。
まりちゃんの様子がおかしいと花音ちゃんは言ったけど、僕にはやっぱりわからない。普通に見える。気のせいじゃないか?
そうだよ、花音ちゃん気にしすぎだよ。まりちゃんは普通に勉強してるだけだ。
でも…もしそうじゃなかったら…家庭教師に変なことされてたら…
胸が締めつけられた。そんなこと、許せない!
頼む、ピエロ。僕は信じるから、早く突き止めてほしい。そいつの家を。早く安心させてくれ。
練習が終わり、3人で一緒に帰った。
歩きながら僕はふたりに
「まりちゃんも花音ちゃんも、すごいね!」
花音ちゃんは笑って
「ほとんど毎日、練習してますから。勇希さんもがんばれば、強くなれますよ」
「うーん、やっぱり僕はゲームのほうがいいかな。そうだ、まりちゃん、あの装備はもう捨てたよ。もう1回やり直したいから、また一緒にやらない?」
まりちゃんは
「ゲーム?いいけど…勉強しないといけないから、あんまり時間ないかも」
気が乗らないみたいだ。
花音ちゃんは気軽な感じで
「今日も行くんだよね。ねえ麻莉奈、その先生って、そんなにいいの?わたしも授業受けたいな!一緒に…」
「ダメ!!」
いきなりの大声に、僕も花音ちゃんも、驚いてまりちゃんを見た。
「ダメだよ!花音、何言ってるの!?学校の先生じゃないんだから!ふたりも教えるのって先生も大変なんだよ!そんなの無理だよ!」
「そ、そうだよね…ごめん…」
花音ちゃんは僕に目配せした。たしかに、まりちゃんらしくない。別に悪いこと言ったわけじゃないのに、反応が大げさすぎる。
「じゃあね」
なんとなく気まずい雰囲気のまま、僕たちは別れた。
家に入っていくまりちゃんの背中を、僕はじっと見ていた。
そのとき気付いた。
まりちゃんのお父さんの車がある。今日は平日なのに、休みなのかな?
いや、そんなことはどうでもいい。
まりちゃんの様子がおかしいと花音ちゃんは言ったけど、僕にはやっぱりわからない。普通に見える。気のせいじゃないか?
そうだよ、花音ちゃん気にしすぎだよ。まりちゃんは普通に勉強してるだけだ。
でも…もしそうじゃなかったら…家庭教師に変なことされてたら…
胸が締めつけられた。そんなこと、許せない!
頼む、ピエロ。僕は信じるから、早く突き止めてほしい。そいつの家を。早く安心させてくれ。
練習が終わり、3人で一緒に帰った。
歩きながら僕はふたりに
「まりちゃんも花音ちゃんも、すごいね!」
花音ちゃんは笑って
「ほとんど毎日、練習してますから。勇希さんもがんばれば、強くなれますよ」
「うーん、やっぱり僕はゲームのほうがいいかな。そうだ、まりちゃん、あの装備はもう捨てたよ。もう1回やり直したいから、また一緒にやらない?」
まりちゃんは
「ゲーム?いいけど…勉強しないといけないから、あんまり時間ないかも」
気が乗らないみたいだ。
花音ちゃんは気軽な感じで
「今日も行くんだよね。ねえ麻莉奈、その先生って、そんなにいいの?わたしも授業受けたいな!一緒に…」
「ダメ!!」
いきなりの大声に、僕も花音ちゃんも、驚いてまりちゃんを見た。
「ダメだよ!花音、何言ってるの!?学校の先生じゃないんだから!ふたりも教えるのって先生も大変なんだよ!そんなの無理だよ!」
「そ、そうだよね…ごめん…」
花音ちゃんは僕に目配せした。たしかに、まりちゃんらしくない。別に悪いこと言ったわけじゃないのに、反応が大げさすぎる。
「じゃあね」
なんとなく気まずい雰囲気のまま、僕たちは別れた。
家に入っていくまりちゃんの背中を、僕はじっと見ていた。
そのとき気付いた。
まりちゃんのお父さんの車がある。今日は平日なのに、休みなのかな?
いや、そんなことはどうでもいい。