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俺の肉奴隷は11歳
第30章 8月6日 協力者
信じるかと聞かれたのは、そのことだったのか。
僕は迷った。正体を明かさない相手に、名前とか教えていいのか。もっとヤバいことにならないか。
でも僕は、まりちゃんを助けたい!
ピエロの話しぶりは自信満々で、本当にできそうな気がする。
『わかりました。彼女の名前は、水野麻莉奈です』
その翌日。
体育館で花音ちゃんに報告した。
「え?大丈夫なの?その人」
花音ちゃんは、不審そうに僕を見た。
コートではまりちゃんが、いつものようにバドミントンの練習していた。
「僕もちょっと心配だったけど、今のところ他に手段がないし…協力してくれるって言うし、少しでも希望があるなら…と思ったから」
「勇希さんが信じられるっていうなら、いいけど」
「花音、何話してるの?」
まりちゃんが近寄ってきた。すると花音ちゃんは
「勇希さんがね、バドミントンやってみたいって」
え?花音ちゃん!何ムチャブリしてるの?
まりちゃんは楽しそうに
「ゆーくんホント?じゃあ、わたしとやろう!教えてあげる!」
僕はスポーツが苦手だ。学校でも部活とかしていない。
それでも相手は小学生の女の子だ。少しはできると思ったのに…
「ゆーくん!いくよ!」
まりちゃんのサーブ、めっちゃ速い!全然打ち返せない。
前に試合見たときに、すごいと思ったけど、対戦してみてよくわかった。
「じゃあ今度は、ゆーくんがサーブ打ってみて」
全然だめだ。まりちゃんの足が速すぎる。
情けない。結局僕はゲームでもバドミントンでも、まりちゃんに勝てない。
シャトルを追って10分ほど走ったら、ヘトヘトになった。
「はぁ…はぁ…まりちゃん、やっぱりすごいよ…」
まりちゃんは、あきれたように
「ゆーくん弱すぎ!練習にならないよ」
「じゃあ今度はわたしね」
と、花音ちゃん。
僕は迷った。正体を明かさない相手に、名前とか教えていいのか。もっとヤバいことにならないか。
でも僕は、まりちゃんを助けたい!
ピエロの話しぶりは自信満々で、本当にできそうな気がする。
『わかりました。彼女の名前は、水野麻莉奈です』
その翌日。
体育館で花音ちゃんに報告した。
「え?大丈夫なの?その人」
花音ちゃんは、不審そうに僕を見た。
コートではまりちゃんが、いつものようにバドミントンの練習していた。
「僕もちょっと心配だったけど、今のところ他に手段がないし…協力してくれるって言うし、少しでも希望があるなら…と思ったから」
「勇希さんが信じられるっていうなら、いいけど」
「花音、何話してるの?」
まりちゃんが近寄ってきた。すると花音ちゃんは
「勇希さんがね、バドミントンやってみたいって」
え?花音ちゃん!何ムチャブリしてるの?
まりちゃんは楽しそうに
「ゆーくんホント?じゃあ、わたしとやろう!教えてあげる!」
僕はスポーツが苦手だ。学校でも部活とかしていない。
それでも相手は小学生の女の子だ。少しはできると思ったのに…
「ゆーくん!いくよ!」
まりちゃんのサーブ、めっちゃ速い!全然打ち返せない。
前に試合見たときに、すごいと思ったけど、対戦してみてよくわかった。
「じゃあ今度は、ゆーくんがサーブ打ってみて」
全然だめだ。まりちゃんの足が速すぎる。
情けない。結局僕はゲームでもバドミントンでも、まりちゃんに勝てない。
シャトルを追って10分ほど走ったら、ヘトヘトになった。
「はぁ…はぁ…まりちゃん、やっぱりすごいよ…」
まりちゃんは、あきれたように
「ゆーくん弱すぎ!練習にならないよ」
「じゃあ今度はわたしね」
と、花音ちゃん。