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俺の肉奴隷は11歳
第34章 8月11日 発見
最近、まりちゃんの帰りが遅くなってきた。
今までは、家庭教師のところに行くのは午後からで、夕方前には帰ってきた。
近頃は、かなり夜遅くなったり、翌日まで帰らないこともある。朝から行ったりもしている。
絶対おかしい。おじさんやおばさんは、そんなこと許してるのか?
バドミントンの練習にも来なくなった。
まりちゃんに連絡すると、忙しいから行けないと言う。
忙しいって何が?くわしく教えてくれない。
僕に会ってもくれない。
花音ちゃんに聞いた。やっぱり、まりちゃんに会えないと言っていた。
「勇希さん、家庭教師の家、まだわかりませんか?」
「うん、まだ…」
「ちゃんと探してくれてるんですか?その、ピエロっていう人は」
「だと思うけど」
「ハァ…ハァ…ハァ…」
僕は汗だくになりながら、自転車を漕いでいた。暑い…
テレビでも今年は記録的猛暑だとか言っていた。
3日前、僕は隠れて、まりちゃんの家を見張っていた。
車が来て、家の前に停まった。白い大きなワンボックスカー、県外のナンバーだ。
運転手は降りない。しばらくすると、まりちゃんが出てきて車に乗った。
走り去った方向を確かめて、僕は自転車で向かった。
それから毎日、一日中、その車が停まっている家を探し続けている。
「こっちにもない…それならこっちの道かな…」
汗を拭きながら地図を取り出して、印を付けた。
こんなことで本当に見つかる確率は低い。そんなことわかっている。家庭教師の家はもっと遠いかもしれない。自転車では行けないのかもしれない。
でも、何もせずにいられない。
今までは、家庭教師のところに行くのは午後からで、夕方前には帰ってきた。
近頃は、かなり夜遅くなったり、翌日まで帰らないこともある。朝から行ったりもしている。
絶対おかしい。おじさんやおばさんは、そんなこと許してるのか?
バドミントンの練習にも来なくなった。
まりちゃんに連絡すると、忙しいから行けないと言う。
忙しいって何が?くわしく教えてくれない。
僕に会ってもくれない。
花音ちゃんに聞いた。やっぱり、まりちゃんに会えないと言っていた。
「勇希さん、家庭教師の家、まだわかりませんか?」
「うん、まだ…」
「ちゃんと探してくれてるんですか?その、ピエロっていう人は」
「だと思うけど」
「ハァ…ハァ…ハァ…」
僕は汗だくになりながら、自転車を漕いでいた。暑い…
テレビでも今年は記録的猛暑だとか言っていた。
3日前、僕は隠れて、まりちゃんの家を見張っていた。
車が来て、家の前に停まった。白い大きなワンボックスカー、県外のナンバーだ。
運転手は降りない。しばらくすると、まりちゃんが出てきて車に乗った。
走り去った方向を確かめて、僕は自転車で向かった。
それから毎日、一日中、その車が停まっている家を探し続けている。
「こっちにもない…それならこっちの道かな…」
汗を拭きながら地図を取り出して、印を付けた。
こんなことで本当に見つかる確率は低い。そんなことわかっている。家庭教師の家はもっと遠いかもしれない。自転車では行けないのかもしれない。
でも、何もせずにいられない。