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俺の肉奴隷は11歳
第48章 8月23日 少女の真実
車から降りようとする陽一に、俺は追いすがるように
「待ってください!」
「しつこいな」
「僕は…麻莉奈を愛してるんです」
「何だと…」
「最初は確かに、単なるセックスの対象だった。弄んでやろうと思ってた。でも今は違う。心の底から大切に思ってる。だから全てを知りたい。あなたから直接聞きたいんです」
「気持ち悪いことを言うな。おぞましい」
「たしかに僕にはそんな資格はない…でも…生まれて初めて人を好きになった…それが麻莉奈なんです…お願いします…」
陽一は探るように俺を見て、ため息をついた。
「わかった。これは私の恥だが、君には恥も晒してしまったからな。もう同じことか」
そして話した。
陽一は16年前、最初の結婚をした。
相手は会社の役員から紹介された女で、お見合いだった。
それほど愛していたわけではない。だが、出世のためには有利になる。今時まだそんなことがあるんだな。
結婚してから、あることが発覚した。妻が子供を産めない体であること。そして、セックスが嫌いだということ。
それでもいいと、陽一は自分に言い聞かせた。
子供がいなくても仕方ない。セックスだけが夫婦じゃない。
しかし、やはりガマンはできなかった。
ある日。
出張したとき、ひとりで立ち寄ったキャバクラ。
そこでつい飲みすぎて倒れた。そのときひとりのキャバ嬢が介抱してくれた。
そして、その女を抱いてしまった。
それ以来陽一は、女に夢中になった。妻の目を盗んで何度も体を重ねた。
女はセックス好きで、陽一のどんな求めにも応じた。
そして妊娠した。
陽一は戸惑い、堕ろしてくれと頼んだ。
しかし女は出産した。赤ん坊を児童養護施設に捨て、行方不明になった。
それを知った陽一は、放置できなかった。妻を説得した。
このまま自分たちに子供がいないのは、世間的に良くない。養子を迎えようと言った。
そして赤ん坊を引き取り、麻莉奈と名付けた。妻が産んだ子として扱い、養子であることは身内にも秘密にした。
もちろん、陽一の実子であることは、妻にも伏せていた。
その妻は病気になり、それから1年後に亡くなった。
「待ってください!」
「しつこいな」
「僕は…麻莉奈を愛してるんです」
「何だと…」
「最初は確かに、単なるセックスの対象だった。弄んでやろうと思ってた。でも今は違う。心の底から大切に思ってる。だから全てを知りたい。あなたから直接聞きたいんです」
「気持ち悪いことを言うな。おぞましい」
「たしかに僕にはそんな資格はない…でも…生まれて初めて人を好きになった…それが麻莉奈なんです…お願いします…」
陽一は探るように俺を見て、ため息をついた。
「わかった。これは私の恥だが、君には恥も晒してしまったからな。もう同じことか」
そして話した。
陽一は16年前、最初の結婚をした。
相手は会社の役員から紹介された女で、お見合いだった。
それほど愛していたわけではない。だが、出世のためには有利になる。今時まだそんなことがあるんだな。
結婚してから、あることが発覚した。妻が子供を産めない体であること。そして、セックスが嫌いだということ。
それでもいいと、陽一は自分に言い聞かせた。
子供がいなくても仕方ない。セックスだけが夫婦じゃない。
しかし、やはりガマンはできなかった。
ある日。
出張したとき、ひとりで立ち寄ったキャバクラ。
そこでつい飲みすぎて倒れた。そのときひとりのキャバ嬢が介抱してくれた。
そして、その女を抱いてしまった。
それ以来陽一は、女に夢中になった。妻の目を盗んで何度も体を重ねた。
女はセックス好きで、陽一のどんな求めにも応じた。
そして妊娠した。
陽一は戸惑い、堕ろしてくれと頼んだ。
しかし女は出産した。赤ん坊を児童養護施設に捨て、行方不明になった。
それを知った陽一は、放置できなかった。妻を説得した。
このまま自分たちに子供がいないのは、世間的に良くない。養子を迎えようと言った。
そして赤ん坊を引き取り、麻莉奈と名付けた。妻が産んだ子として扱い、養子であることは身内にも秘密にした。
もちろん、陽一の実子であることは、妻にも伏せていた。
その妻は病気になり、それから1年後に亡くなった。