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俺の肉奴隷は11歳
第48章 8月23日 少女の真実
勤務時間が終わったようだ。
駅前の大きなビルから、社員が次々に出てきた。最近は働き方改革とかで、こんな大会社でもあまり残業しないらしい。
成瀬原商事。水野陽一の勤め先だ。
ここまで車で一時間ほどかかった。けっこうな遠距離通勤だ。
陽一が来た。少し疲れた様子だ。俺は声をかけた。
「お疲れ様です」
陽一は驚き、汚いモノを見るような顔をした。周囲を気にしながら
「何しに来た、こんなところに…また私を脅すのか?」
俺は笑って
「そんなことしませんよ。というか、したことない。そうでしょう?」
「じゃあ何だ」
「今日は、可愛い後輩は一緒じゃないんですか?」
「やめてくれ。もう会わないよ。君のおかげでな」
「ちょっと話しませんか?」
「話すことなんてない」
足早に歩き去ろうとする陽一。俺はその腕を掴んだ。
「まあ、待ってくださいよ。僕たちは共犯者だ。麻莉奈ちゃんのことで、聞きたいことがあるんです」
「まだ何かあるのか?」
「僕の車で話しましょう」
車の中でも、陽一は敵意むき出しで警戒していた。まあ無理もないが。俺の顔を見ずに、苦々しげに
「麻莉奈はどうしてる?」
「僕の家で留守番です」
「今日も帰さないのか」
「あの子次第です。それより僕はお父さんにお詫びしたいです。間違ったことを言ったから」
「何が言いたい?」
「あなたの娘を作った精子を同じ娘に注入した、と言ったこと。あれは違いますよね?」
「いや、その通りだ。俺は汚らわしいことをした。それは認める」
「麻莉奈はあなたの子じゃない。養子ですよね」
しばらく沈黙したあと、陽一は
「知ってたのか」
「今日、知りました」
「しかしそれは、半分間違っている」
「どういうことですか?」
「話す義理はない」
駅前の大きなビルから、社員が次々に出てきた。最近は働き方改革とかで、こんな大会社でもあまり残業しないらしい。
成瀬原商事。水野陽一の勤め先だ。
ここまで車で一時間ほどかかった。けっこうな遠距離通勤だ。
陽一が来た。少し疲れた様子だ。俺は声をかけた。
「お疲れ様です」
陽一は驚き、汚いモノを見るような顔をした。周囲を気にしながら
「何しに来た、こんなところに…また私を脅すのか?」
俺は笑って
「そんなことしませんよ。というか、したことない。そうでしょう?」
「じゃあ何だ」
「今日は、可愛い後輩は一緒じゃないんですか?」
「やめてくれ。もう会わないよ。君のおかげでな」
「ちょっと話しませんか?」
「話すことなんてない」
足早に歩き去ろうとする陽一。俺はその腕を掴んだ。
「まあ、待ってくださいよ。僕たちは共犯者だ。麻莉奈ちゃんのことで、聞きたいことがあるんです」
「まだ何かあるのか?」
「僕の車で話しましょう」
車の中でも、陽一は敵意むき出しで警戒していた。まあ無理もないが。俺の顔を見ずに、苦々しげに
「麻莉奈はどうしてる?」
「僕の家で留守番です」
「今日も帰さないのか」
「あの子次第です。それより僕はお父さんにお詫びしたいです。間違ったことを言ったから」
「何が言いたい?」
「あなたの娘を作った精子を同じ娘に注入した、と言ったこと。あれは違いますよね?」
「いや、その通りだ。俺は汚らわしいことをした。それは認める」
「麻莉奈はあなたの子じゃない。養子ですよね」
しばらく沈黙したあと、陽一は
「知ってたのか」
「今日、知りました」
「しかしそれは、半分間違っている」
「どういうことですか?」
「話す義理はない」