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俺の肉奴隷は11歳
第51章 8月29日 別人
まりちゃんは、もう何日も家に帰ってない。
もうすぐ夏休みも終わるのに、どうするんだろう。
スマホに電話しても、電源が切られている。僕には手が届かないところに行ってしまったみたいだ。
もちろんどこにいるかは知っている。でも手が出せない。
もういい。諦めよう。だって前に告白したのに、フラレたじゃないか。
まりちゃんは、あいつのことが好きなんだ。あんな…デブでブサイクで、性格も最低最悪な奴がいいんだ。好きでセックスしてるんだから、勝手にすればいい。
最初から無理だったんだ。いつまでも、こだわっていてもムダだ。
その日もやっぱり蒸し暑かった。もう夜なのに、蒸し暑くてたまらない。
僕は当てもなくフラフラと街をうろついていた。何もする気になれない。どうしようもない虚脱感。
誰も守れない、誰にも求められない。僕なんて、このまま消えてしまえばいい。
僕の両親は、割引券が当たったとか言って、浮かれて旅行に行ってる。僕がこんなに落ち込んでるのに。
どうせ僕のことなんて、誰も気にかけてくれないんだ。
夕食も食べてない。食欲もない。
着信音が鳴った。誰だ?
友達のいない僕に、電話する奴なんていない。花音ちゃんとも、もう連絡を取っていない。何もかも終わってるから。
面倒くさいけど、ポケットからスマホを出した。発信者は…
え?まりちゃん!?急いで応答した。
「もしもし!」
「勇希くんね?」
まりちゃんじゃない。
「あの…」
「麻莉奈の母です」
「おばさん?それ、まりちゃんのスマホですよね?」
「ごめんなさい、驚いたでしょ?麻莉奈ちゃん、家にケータイを置いていったの。充電も切れていて」
スマホを置いていった?なんで?まりちゃんに連絡できないようにするため?
スマホを持っているとGPSで居場所がわかる。もしかして圭は、まりちゃんを連れ去るつもりか?
「勇希くん、あなたに話したいことがあるの」
「話しって…まりちゃんの事ですか?」
「そうよ。こんな時間に悪いけど、今から家に来れる?」
もうすぐ夏休みも終わるのに、どうするんだろう。
スマホに電話しても、電源が切られている。僕には手が届かないところに行ってしまったみたいだ。
もちろんどこにいるかは知っている。でも手が出せない。
もういい。諦めよう。だって前に告白したのに、フラレたじゃないか。
まりちゃんは、あいつのことが好きなんだ。あんな…デブでブサイクで、性格も最低最悪な奴がいいんだ。好きでセックスしてるんだから、勝手にすればいい。
最初から無理だったんだ。いつまでも、こだわっていてもムダだ。
その日もやっぱり蒸し暑かった。もう夜なのに、蒸し暑くてたまらない。
僕は当てもなくフラフラと街をうろついていた。何もする気になれない。どうしようもない虚脱感。
誰も守れない、誰にも求められない。僕なんて、このまま消えてしまえばいい。
僕の両親は、割引券が当たったとか言って、浮かれて旅行に行ってる。僕がこんなに落ち込んでるのに。
どうせ僕のことなんて、誰も気にかけてくれないんだ。
夕食も食べてない。食欲もない。
着信音が鳴った。誰だ?
友達のいない僕に、電話する奴なんていない。花音ちゃんとも、もう連絡を取っていない。何もかも終わってるから。
面倒くさいけど、ポケットからスマホを出した。発信者は…
え?まりちゃん!?急いで応答した。
「もしもし!」
「勇希くんね?」
まりちゃんじゃない。
「あの…」
「麻莉奈の母です」
「おばさん?それ、まりちゃんのスマホですよね?」
「ごめんなさい、驚いたでしょ?麻莉奈ちゃん、家にケータイを置いていったの。充電も切れていて」
スマホを置いていった?なんで?まりちゃんに連絡できないようにするため?
スマホを持っているとGPSで居場所がわかる。もしかして圭は、まりちゃんを連れ去るつもりか?
「勇希くん、あなたに話したいことがあるの」
「話しって…まりちゃんの事ですか?」
「そうよ。こんな時間に悪いけど、今から家に来れる?」