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俺の肉奴隷は11歳
第56章 8月29日 卒業
俺は少女の首に手を伸ばして、首輪を外した。
「これはもう卒業だよ」
麻莉奈は動かずに
「終わりなの?」
その視線から逃げるように、俺は顔をそむけた。
「俺は…悪い奴なんだ…」
麻莉奈は…
腐りきった世界の中で、たったひとつ、可憐に咲く小さな花。
|汚《けが》れた目で見るだけで、枯れてしまう。直視できない。
そう、この世界は汚物まみれだ…
『何だこいつ!あっち行け!』
『近寄らないでよ!キモいから!』
『おまえなんか誰も相手しねぇよ!俺の言うこと聞いてればいいんだ!』
うるさい!!黙れ!!
どいつもこいつも、消え失せろ!
俺は…俺は…
小さな手が、俺の腕を掴んだ。
「けいさま…わたし…」
闇の向こうから、はっきり聞こえる小さな声。
「なめてほしいの…わたしもなめたいの…」
「これはもう卒業だよ」
麻莉奈は動かずに
「終わりなの?」
その視線から逃げるように、俺は顔をそむけた。
「俺は…悪い奴なんだ…」
麻莉奈は…
腐りきった世界の中で、たったひとつ、可憐に咲く小さな花。
|汚《けが》れた目で見るだけで、枯れてしまう。直視できない。
そう、この世界は汚物まみれだ…
『何だこいつ!あっち行け!』
『近寄らないでよ!キモいから!』
『おまえなんか誰も相手しねぇよ!俺の言うこと聞いてればいいんだ!』
うるさい!!黙れ!!
どいつもこいつも、消え失せろ!
俺は…俺は…
小さな手が、俺の腕を掴んだ。
「けいさま…わたし…」
闇の向こうから、はっきり聞こえる小さな声。
「なめてほしいの…わたしもなめたいの…」