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俺の肉奴隷は11歳
第6章 7月16日 白熱のコート
まりちゃんは、スポーツクラブに参加している。
市が運営しているもので、小学生から大人まで、幅広い年代が加入していた。
まりちゃんの種目はバドミントン。
日曜日、僕はまりちゃんに誘われて、試合を見に行った。市の体育館だ。
子供の遊びレベルかと思っていたら、予想以上に本格的だった。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
まりちゃんはラケットを握りしめ、前傾姿勢でコートに立っていた。
さんざん走り回った脚は、もう限界に近いみたいだ。太腿をポンポンと叩いていた。
汗が滝のように流れ落ち、顔から滴り落ちている。
まりちゃん、大丈夫かな…
僕の隣に立っていた少女が叫んだ。
「麻莉奈!あと2ポイント!勝てるよ!」
この子は、島田花音ちゃん。まりちゃんの同級生で親友だ。同じクラブに所属していた。
勝ち気そうな顔だけど、けっこう可愛い。まりちゃんより背が高くて、長い髪をポニーテールにしていた。
僕に向かって
「勇希さん、麻莉奈ってすごいですよね!」
「うん、すごいね!」
ネットの向こうに立っている対戦相手は、まりちゃんが前に話していた、六年生の藤村愛未ちゃん。
たしかに強い。背も高くて、小学生離れしている。
まりちゃんは同学年の子と比べても、体が小さい。
歩幅の差だけでも不利だ。
しかも相手は六年生。大人と違って小学生では、一歳の年の差は大きい。五年生と六年生で試合させることは、あまりない。
今回の試合は、まりちゃんが何度も頼みこんだ結果、やっと実現した特別なものだった。
しかも小学生なのに公式戦と同じ、3セットの試合。許可が下りたのが不思議だ。
愛未ちゃんの様子が変わってきた。最初は明らかに余裕があったが、追い込まれて焦りが見えはじめていた。
こんな展開は誰も予想してなかった。
どう見ても実力の差がありすぎると思われていた。
しかし、まりちゃんは愛未ちゃんの攻撃に食らいつき、ファーストゲームを落としたものの、セカンドゲームは勝利した。勝負はファイナルゲームに突入していた。
この時から、周囲のまりちゃんを見る目が変わってきた。これは、もしかすると…
そして、スコアは20ー20。2ポイント先取で勝ちだ。
市が運営しているもので、小学生から大人まで、幅広い年代が加入していた。
まりちゃんの種目はバドミントン。
日曜日、僕はまりちゃんに誘われて、試合を見に行った。市の体育館だ。
子供の遊びレベルかと思っていたら、予想以上に本格的だった。
「はぁ…はぁ…はぁ…」
まりちゃんはラケットを握りしめ、前傾姿勢でコートに立っていた。
さんざん走り回った脚は、もう限界に近いみたいだ。太腿をポンポンと叩いていた。
汗が滝のように流れ落ち、顔から滴り落ちている。
まりちゃん、大丈夫かな…
僕の隣に立っていた少女が叫んだ。
「麻莉奈!あと2ポイント!勝てるよ!」
この子は、島田花音ちゃん。まりちゃんの同級生で親友だ。同じクラブに所属していた。
勝ち気そうな顔だけど、けっこう可愛い。まりちゃんより背が高くて、長い髪をポニーテールにしていた。
僕に向かって
「勇希さん、麻莉奈ってすごいですよね!」
「うん、すごいね!」
ネットの向こうに立っている対戦相手は、まりちゃんが前に話していた、六年生の藤村愛未ちゃん。
たしかに強い。背も高くて、小学生離れしている。
まりちゃんは同学年の子と比べても、体が小さい。
歩幅の差だけでも不利だ。
しかも相手は六年生。大人と違って小学生では、一歳の年の差は大きい。五年生と六年生で試合させることは、あまりない。
今回の試合は、まりちゃんが何度も頼みこんだ結果、やっと実現した特別なものだった。
しかも小学生なのに公式戦と同じ、3セットの試合。許可が下りたのが不思議だ。
愛未ちゃんの様子が変わってきた。最初は明らかに余裕があったが、追い込まれて焦りが見えはじめていた。
こんな展開は誰も予想してなかった。
どう見ても実力の差がありすぎると思われていた。
しかし、まりちゃんは愛未ちゃんの攻撃に食らいつき、ファーストゲームを落としたものの、セカンドゲームは勝利した。勝負はファイナルゲームに突入していた。
この時から、周囲のまりちゃんを見る目が変わってきた。これは、もしかすると…
そして、スコアは20ー20。2ポイント先取で勝ちだ。