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俺の肉奴隷は11歳
第63章 狂宴の後
それ以来、泰子さんも圭も、行方不明だ。
全焼した家からも、何も見つからなかった。

まりちゃんのお父さんは…
その日の昼間、会社に松田圭と名乗る男から連絡が来た。まりちゃんが事故でケガをしたと聞かされ、急いで帰った。
それ以来、行方がわからない。

山の上の家で、圭が何をしていたのか。
それを知っているのは僕とまりちゃん、それから、おそらく花音ちゃん。他にはいない。
泰子さんのお兄さんも、あれ以来、姿を見せない。本当にお兄さんなのか、疑わしいと思う。

まりちゃんは、警察の事情聴取を受けた。でも、火事のあった家のことも、圭のことも、知らないと言って何も話さなかった。
僕も、近所に住む親戚として色々尋ねられたけど、何も知らないと言った。
もちろん、まりちゃんの秘密を守るためだ。

松田圭は偽名だった。本名は南雲圭。
泰子さんが前に結婚していたときの姓で、つまり泰子さんの実の息子だった。

山の上の一軒家が火事になり、住人の男が失踪。さらに同じ日に、その母親と、再婚相手の男も行方不明。
不可解な事ではあるけど、犯罪の証拠はない。あくまでただの失踪だ。警察もそれほど真剣に捜査しなかった。
家宅捜索で水野家から盗聴器が発見されたけど、よくある事だと、それほど重要視されなかった。
他に目撃者もなく、圭が家庭教師をしていたことも知られていない。

両親がいなくなった、まりちゃん。
親戚の間で話し合って、親が戻るまで、僕の家に住むことになった。一番近かったから。
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