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人生双六~振り出しに戻る~
第1章 小4初夏
 ジリリリリ。
 目覚まし時計が鳴り出すと同時に手を伸ばしボタンを叩く。
 目覚ましが仕事出来たのは僅かに2秒だ。
 ベッドから降り立ちパジャマからジャージに着替える。
 未だ寝ている両親を起こさないように足音を忍ばせ外に出る。
 初夏とはいえまだ4時半だ。
 暗い空には星が瞬いている。
 澄んだ空気を伝わって聞こえてくるバイクのエンジン音は新聞配達だろう。
 玄関先で軽く身体を解してから走り出す。
 日課の朝のランニングだ。
 はじめは1㎞走るのも大変だったが塵も積もれば山となる。
 5年経った今では10㎞を60分前後で走れるようになっていた。
 車のこない土手道を走る。
 川風が涼しくて気持ちいい。
 空の色が変わり徐々に明るくなってくる頃折り返し点の公園に着く。
 水呑場の蛇口の下に頭を突っ込み水を浴びる。
 火照った頭がスーッと冷める。
 タオルで乱暴に頭を拭いて腰に下げたペットボトルのお茶を呷る。
 プハァ~。
 一息ついてから辺りを見回す。
 いつも通り誰も居ないのを確認して木立の奥に入っていく。
 少し奥まった所に建っているプレハブは昔の管理事務所だ。
 鍵の壊れたドアから中に入る。
 床材剥き出しの床の上には2×6のテーブル1台とパイプ椅子が3脚。
 壁に掛かっているスケジュール表の黒板は傾き落ちかけている。
 この部屋が埃っぽくないのは3年程通い時折掃除しているお陰だ。
 ズボンとトランクスを脱ぎテーブルの上に置く。
 下半身には靴と靴下だけという奇抜な格好になる。
 剥き出しになったペニスに手を添えるとググッと鎌首を持ち上げる。
 包皮からすっかり顔を出した紫色の亀頭。
 コブラのエラの様に張った雁首。
 太く長く成長した黒ずんだ竿。
 いずれもクラスメートの誰より立派な逸物だ。
 その根元を持つと牛の乳搾りをする要領でゆっくりと竿に負荷を掛けていく。
 ミルキングという陰茎鍛練法だ。
 20分程これを繰り返した後は首から下げた濡れタオルに釣りで使う鉛の錘を下げたクリップを着けてからペニスにかける。
 がに股になって肛門に力を込めるとヒョコヒョコと亀頭が上下する。
 これPC筋ってやつを鍛えるトレーニングだ。
 毎朝毎晩欠かさず行うこのトレーニングのお陰か遺伝なのか小4、10歳にして俺のチンポは成人男性の平均より一回り大きくなっている。
 
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