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自分の為のBL
第2章 fantasy life

京が図書室を飛び出した後…



「……京君?」

杉崎は、兼ねてから可愛がっている生徒が飛び 出して行ったドアを瞬きして見つめた。

いつもと様子が違った…。慌てているにして も、あれは………?

素直で、傍目からも解る程なついてくれて… 元々男の子が好きな体質の私は、 人より小柄で色白で、何より笑顔の可愛い彼 を、機会があれば手を出したい位に愛しく思っ ている。

そんな彼の様子がおかしい。

何かあったんだろうか?少し心配になって、い つも使っている机を見てみると…何かある…

忘れ物かと、机まで行ってみると一冊の図書 だった。 『日本の怪談集』 確か、怖い話は苦手で、絶対読まないと前に話 してくれた。……何でこんなもの?

訝しく思いながらも、読むことは無いだろうと 本棚へ戻しに行く。 一番奥の文庫コーナーは、元々あまり借りる生 徒が多くなく、ヒッソリしていた。

何で文庫なんて…読んでる姿を見たことが無 い。

『日本の怪談集』を棚に戻す。

そういえば… 見下ろした先に、赤い背表紙が見えた。自分が 赴任した時には既に入っていた、結構な内容の BL小説だ。

………もしかして? ……まさかそんな訳無い。

と思いつつも、手に取ってみた…







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