この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
自分の為のBL
第2章 fantasy life
邪魔になってるかな?と思って振り返ったら、 杉崎先生が立っていた。
「先生っ!」
「良い本は見付かりましたか?」
先生は今日も爽やかな笑顔で、一気に顔が熱く なる。
「はいっ!次は、これにしようと思います!」
さっき見付けた本を掲げてみせる。 先生と居るだけで、自然と笑顔になっちゃう。 ドキドキして、テンションが上がって元気にな れるっ
「それは、読み応えが有りそうですね。中々見 付からない様なら、オススメしようかと思って た本があったのですが…またにしましょうか。 」
「先生のおすすめ!?」
凄く気になる! この本も読みたいけど… きっと、こんな厚い本、誰も借りないだろう。 何より、先生がすすめてくれる本だもんっ 絶対読みたい!
「先生っ僕、先生のおすすめが読みたいです! この本は、それを読み終わって借りますっ」