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自分の為のBL
第2章 fantasy life
「…そうですか?じゃあ……放課後に化学準備室 へ取りに来て貰えますか?実は、訳あって図書 から外した本なんです。」
「そんなのっ!良いんですか?!」
わわっ!! 先生の整った顔が近付いて来るっ
「京君にだけ、貸してあげます…内緒です よ?」
先生の潜めた声が、吐息と一緒に耳に吹き込ま れて………背中がゾクゾクした…
先生を見つめながら、コクコク頷く。
先生との秘密。
嬉しくって、僕は午後の授業もニヤニヤが止ま らなかった。