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溺愛契約
第6章 伸樹君の家族
「頂きまーす。」
最初にケーキに手を付けたのは、伸樹君だった。
そしてお母さんは目の前で、お茶を淹れてくれた。
「はい、香美さん。」
「ありがとうございます。」
名前を呼んでくれた事に、ちょっと嬉しくなった。
「ところで二人は、結婚するの?」
突然のお母さんの質問に、飲んでいたお茶を零しそうになった。
「ははは。」
伸樹君と二人で笑って、目を合わせた。
「……いつかそうなればいいと、俺は思っている。」
「私も……そうなればいいと思っています。」
照れながら、私達は答えた。
同じ答え。
私は、嬉しくて仕方がなかった。
「そうだ。伸樹、ちょっと近くのコンビニまで行ってくれる?」
最初にケーキに手を付けたのは、伸樹君だった。
そしてお母さんは目の前で、お茶を淹れてくれた。
「はい、香美さん。」
「ありがとうございます。」
名前を呼んでくれた事に、ちょっと嬉しくなった。
「ところで二人は、結婚するの?」
突然のお母さんの質問に、飲んでいたお茶を零しそうになった。
「ははは。」
伸樹君と二人で笑って、目を合わせた。
「……いつかそうなればいいと、俺は思っている。」
「私も……そうなればいいと思っています。」
照れながら、私達は答えた。
同じ答え。
私は、嬉しくて仕方がなかった。
「そうだ。伸樹、ちょっと近くのコンビニまで行ってくれる?」