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第2章 部長に嫉妬⁉本気で欲情してる⁉

「ええー。具体的にはキスして、手も絡め合ったほうがいいのではないかと。」

こんな説明を、会議でするなんて。

なんか本当に仕事だからって、いいのかな。

「ふぅーん。どんな感じ？」

「このような感じです。」

私は自分の両手で、絡め合う手を表現した。

「うーん。信ぴょう性が足りないね。」

部長、勘弁してください。

「あっ、このようにです。」

すると流川君が、私の手に自分の手を絡ませた。

ドキンとする。

流川君の手、柔らかくて暖かい。


「これを顎の近くに持ってきて……」

流川君は、そう言うと実際に自分の顎に持って来た。

「キスが見えるくらいの高さに……」

「どんな感じ？」