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溺愛契約
第2章 部長に嫉妬⁉本気で欲情してる⁉
大丈夫な訳ないでしょ!

「じゃあ、流川君。今の資料に起こして。」

「はい。」

そして流川君の手が離れた。

やっと解放された。

その瞬間、私はボールペンを落としてしまった。

「あっ、すみません。」

テーブルの下に顔を入れて、ボールペンを取ろうとした時だ。

私は、流川君の股間が盛り上がっているのを見てしまった。


えっ!もしかして、さっきキスして手を絡めただけで⁉

私は見なかった事にして、顔を上げた。

「どうした?遠藤、顔赤いぞ。」

「いいえ。何でもありません。」

40も超えているって言うのに、股間が盛り上がっているだけで、何恥ずかしがっているのよ。

「では、これで会議を終わります。」
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