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溺愛契約
第2章 部長に嫉妬⁉本気で欲情してる⁉
やっぱり、飲み慣れてないじゃん。

「水、貰う?」

「いいえ。」

そして伸樹君は、また一口日本酒を飲む。

あーあ。無理しなきゃいいけど。

「それで?二人、仲良くなったきっかけは?」

部長はストレートに尋ねる。

「ええー……」

「キスです。」

伸樹君、もうほろ酔いになってる。

「好きになったのは、俺が先なんですけど。キスしてから、香美さんも俺の事、意識してくれるようになって。」

「香美さん⁉」

部長が驚いている。

「あっ、いや、流川君。やっぱり水飲もう。」

私はお水を貰って、伸樹君に飲ませた。

「もう何て言うか、香美さん。俺にすごく優しいんですよ。」

部長が私を見る。私は、首を横に振った。
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