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溺愛契約
第3章 誕生日のプレゼント
「わ、分かんない。」
立ち上がろうとすると、後ろから抱きしめられた。
「今夜は、香美さん、俺の彼女だよ。」
首筋に、伸樹君の息がかかる。
身体に熱がこもる。
「ねえ、好きって言って。香美さん。」
私は、伸樹君の腕を掴んだ。
いくら彼女役でも、こんなに歳が離れている男の子に、好きだなんて言えないよ。
「ごめん。」
いつの間にか、涙が出ていた。
「私、伸樹君に相応しくない。」
付き合ってみるのも、いいと思ったけれど、伸樹君を知れば知る程、こんな私じゃ伸樹君に合わないよ。
「どんなところが、相応しくないの?」
「歳が違い過ぎるよ。」
「そんなの、関係ない。」
後ろから、伸樹君が私を覗き込む。
立ち上がろうとすると、後ろから抱きしめられた。
「今夜は、香美さん、俺の彼女だよ。」
首筋に、伸樹君の息がかかる。
身体に熱がこもる。
「ねえ、好きって言って。香美さん。」
私は、伸樹君の腕を掴んだ。
いくら彼女役でも、こんなに歳が離れている男の子に、好きだなんて言えないよ。
「ごめん。」
いつの間にか、涙が出ていた。
「私、伸樹君に相応しくない。」
付き合ってみるのも、いいと思ったけれど、伸樹君を知れば知る程、こんな私じゃ伸樹君に合わないよ。
「どんなところが、相応しくないの?」
「歳が違い過ぎるよ。」
「そんなの、関係ない。」
後ろから、伸樹君が私を覗き込む。