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溺愛契約
第4章 ライバル登場
次の会議で、部長はニコニコしていた。

「どうしたんですか?部長。」

「いや、若いっていいね。」

私と伸樹君は、ガクッと膝を折り曲げた。

何?私達の事?

すると部長は、私達のところへ来て、耳元で囁いた。

「週末、励んだ?」

えっ?何?セックスしたか、聞かれているの?

「あれ?まだだった?」

「いえ。励みました。」

伸樹君が、笑顔で答えている。

「うほっ!」

部長も喜んでいる。

「どうだった?」

「そうりゃあもう、柔らかい肌で……」

私は、咳ばらいをした。

「流川君、部長。会社でそういう話は……」

「そうだな。セクハラになってしまう。」

部長が席に戻ると、会議が始まった。
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