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第5章 同窓会

「はい。」

「今から、一緒に飲みに行くか。」

「ええ？本当ですか？」

「ワイン飲む約束したもんな。」

部長とワイン！

やった！今夜、残業してよかった！

「さあ、行こう。」

「はい！お供します！」

急いで荷物をまとめて、部長に付いて行った。


部長が連れて行ってくれたお店は、ワインの美味しい場所だった。

私はすっかり、部長が頼んでくれたワインを堪能していた。

「ところで、流川とは上手くいってるか。」

「はい。お陰様で。でも、何て言うか……」

「何だ？」

「どうして、私だったのかなって。結構年上なのに。」

「好きになってしまったんだろう。遠藤の事。」

「ははは。伸樹君にも言われました。それ。」