この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
溺愛契約
第5章 同窓会
「香美さんに、会いたいからに決まっているだろう。」

いつもは、微笑んでくれるのに。

その時の伸樹君は、とても苦しそうな表情をしていた。

「とにかく入ろう。」

私は玄関の鍵を開けて、ドアを開いた。

先に伸樹君を入れて、私が入る。

「さあさあ、身体冷えるといけないから、温かいコーヒーでも淹れるね。」

そして、伸樹君の背中を軽く押した時だ。

伸樹君は、力が抜けたように一歩二歩、前へ進んだ。

「伸樹君?」

ゆっくり振り向いた伸樹君は、私を冷たい目で見ていた。

「えっ……」

「今日、仕事終わって、どこに行ってた?」

ギクッとなった。

まさか、部長と会っていたなんて、言えないよね。
/118ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ