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溺愛契約
第5章 同窓会
でも、嘘つく事はできないし。
「……会社の人と、飲みに行った。」
「その相手って、部長でしょ。」
ドキッとした。
どうして、知ってるんだろう。
「えっと、あの……」
「俺、見たんだ。部長と香美さんが、ホテルに入って行くところ。」
息が止まった。
知ってる?部長とセックスした事、伸樹君は知ってる?
「私、酔っちゃって。部長が休める場所に連れて行ってくれて、看病してくれたの。」
「ふーん。」
私と伸樹君の間に、冷たい風が通り過ぎる。
「したの?」
「えっ?」
「セックスしたの?」
あからさまな質問に、何て答えればいいか分からない。
「何で……否定しないんだよ。」
「……会社の人と、飲みに行った。」
「その相手って、部長でしょ。」
ドキッとした。
どうして、知ってるんだろう。
「えっと、あの……」
「俺、見たんだ。部長と香美さんが、ホテルに入って行くところ。」
息が止まった。
知ってる?部長とセックスした事、伸樹君は知ってる?
「私、酔っちゃって。部長が休める場所に連れて行ってくれて、看病してくれたの。」
「ふーん。」
私と伸樹君の間に、冷たい風が通り過ぎる。
「したの?」
「えっ?」
「セックスしたの?」
あからさまな質問に、何て答えればいいか分からない。
「何で……否定しないんだよ。」