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溺愛契約
第5章 同窓会
伸樹君は、私を壁に押し当てた。
「言えよ。セックスしてないって!」
ああ、何で私はこんな時でも、嘘をつけないんだろう。
ー 1度きりにはしたくない。愛しているんだ。-
部長の言葉が、私の頭を過る。
否定したくない。
部長に抱かれた事。
部長の気持ちも。
「……ごめん。」
「香美さん。」
「ごめんなさい。部長に抱かれた。」
その瞬間、伸樹君が私の頬を叩いた。
「どうして……どうしてなんだよ。」
伸樹君が、私の肩を持つ。
「香美さんは、俺の彼女じゃないかぁ……」
伸樹君の目から、涙がボロボロと零れる。
「なのに……よりによって部長とセックスするなんて。」
嗚咽を漏らしながら、伸樹君は膝を床に着けた。
「言えよ。セックスしてないって!」
ああ、何で私はこんな時でも、嘘をつけないんだろう。
ー 1度きりにはしたくない。愛しているんだ。-
部長の言葉が、私の頭を過る。
否定したくない。
部長に抱かれた事。
部長の気持ちも。
「……ごめん。」
「香美さん。」
「ごめんなさい。部長に抱かれた。」
その瞬間、伸樹君が私の頬を叩いた。
「どうして……どうしてなんだよ。」
伸樹君が、私の肩を持つ。
「香美さんは、俺の彼女じゃないかぁ……」
伸樹君の目から、涙がボロボロと零れる。
「なのに……よりによって部長とセックスするなんて。」
嗚咽を漏らしながら、伸樹君は膝を床に着けた。