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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第14章 動き出す黒い影
そしてその日、お店の裏でその可愛いワンコを預かって牛乳を上げてー・・パンを上げたら・・・。
スッゴイ可愛くってまた会いたくなったの。
ワンコに(笑)
岳ちゃんは約束通り夕方にワンコを迎えに来て・・・・。
私が少し寂しそうにしていたら、
「またこの子に会いたい???(笑)」
そう言ったの。
その時岳ちゃんは私にとってちょっと格好いいお客さん・・・って言う認識だったから、私は何も意識をしないで
「また会いたいッ!」
そう言った。
岳ちゃんは住んでいるマンションは新宿なんだけど同僚が同じマンションに居て面倒くさいから公園で遊ばせるときに誘うって・・・。
そう言ってくれて、
私たちはそれをきっかけに会うようになったの。
何度も何度もそうやって会ってるうちに
岳ちゃんが凄く優しくって・・・。
いつもいつも・・・私を気遣ってくれるって・・・・。
段々私は岳ちゃんを好きになった。
でもね、岳ちゃんはヤクザだって・・・。
最初は信じられなかったの。
お友達と歌舞伎町で飲んだ時、岳ちゃんがヤクザっぽい人と一緒に歩いてて・・・その時岳ちゃんも私に気づいて、その日のうちに岳ちゃんから電話が来てそれを話されたの。
ビックリしたんだけど・・・・。
でも・・・。
岳ちゃんを好きな気持ちは
ブレなかった。