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世界で一番君が好き~you are my treasure♡
第18章 兄弟
俺の予想通り、
親父はあの一件から俺がOHに居ると感付いた。
しかし以前OHと揉めた時の事もあり簡単にOHに接触はできないと考えた。
組の若い人間を使って俺を探すように指示をしだした。
兄貴にも勿論何度も連絡が入った。
兄貴は俺と連絡を取ってることや今俺がどこにいるかも言う気はなかったが、兄貴が捕まれば親父が兄貴や兄貴の恋人や弟分の事をネタにして俺に接触するだろうと・・・・。
そして、俺は必ず親父に話をしに行くと・・・。
でもそれ自体が親父の罠だって。
だから兄貴自体が捕まらないよう恋人と弟分と3人で逃げている、そう言った。
これは全てスピーカーにして話している為、隣にいる凪も全てを聞いていた。
凪の方をチラッと見ると
(笑)
凪・・・。
不安そうッ!!!!!
俺は俺の太ももに置いてある凪の手をギュッと握って笑った。
大丈夫。
兄貴を・・・・。
兄貴を逃がすから。
「OK、分かったよ(笑)・・・・兄貴たちが捕まらなければ大丈夫!!!・・・・兄貴たちは今どこに居るの?」
飛行機の時間が12時過ぎだからこっちで拾ったりは難しそうだ。